今回は失敗談シリーズです。
職場で一緒に仕事をしている大先輩から聞いた貴重な話しを紹介します。
ポンプが一気に壊れた件についてザックリな経緯
ボイラー設備を暫く休止していました。
休止期間が終わり運転する為、
給水用多段ポンプを運転した所
ポンプが固着していて焼けてしまった。
複数台設置していて、
順次動作させてしまって全台アウト。
上司からは怒られるしポンプ更新する為、
多額の費用がかかったとの事です。
少しでも異変があれば即停止
一台起動した時に異変は感じたそうです。
そこで暫く様子見せずに設備を即停止が必要でした。
電流計等の異常な値や、
異音や振動があったかもしれません。
絵とき「ポンプ」基礎のきそ-選定・運転・保守点検- (Mechanical Engineering Series)
休止後は要注意
休止後の設備について、
大体の設備はメーカーや協力会社が全て対応してくれる事が多いのですが、
当時は自営作業で結構やっていたそうです。
対策について
特にポンプ類は固着する可能性がありますので、
長期間休止したりする場合。
ハンドターニング等が必要です。
(手動でポンプを回して固着を防ぐ)
但し、危険を伴いますので、
ブレーカーの開放や複数人数での作業が絶対必要です。
最後に
今回は失敗談シリーズでした。
大先輩は当時大分怒られたそうです、
会社の上司も何か指示が足りなかったのもあり、
ちょっと理不尽だったのかも?と個人的に思いました。
皆様の参考になれば幸いです。