今回は猛暑で発生しやすい緊急対応事案を紹介します。
結構「あるある」と思う案件もあるかもしれません、
最後まで読んで頂けたら幸いです。
猛暑ならではの緊急対応とは?
猛暑とは、一日の最高気温が35℃を超える日の事を指しています。
パッケージエアコンの故障
室温管理はビル管の仕事です、建築物環境衛生管理基準が定められており、
17℃以上28℃以下となっております。
適切な温度になる様に努めなければなりません。
故障する仕組み
猛暑によって外気温が上がる為、
室外機での熱交換が難しくなります。
冷媒中の温度が上がりやすくなり、
圧縮機(コンプレッサー)が過負荷状態になります。
過電流となって高温となり、
結果故障に繋がります。
当然経年劣化だったり、
室外機の熱交換器にホコリ等が蓄積されて不具合が発生するパターンもあります。
時には営業に支障が出る場合も・・・
猛暑の時に冷房が出来なくなったら・・・
とても恐ろしい事になるのは目に見えています。
火気を使用する厨房機器なら地獄です、
客席側だと暑すぎて売り上げも落ち込みます。
熱中症で倒れこむ人も出てくる危険があります。
修理は早急に
エアコン故障の場合はビルメンで修理する事は中々難しいので、
出来るだけ早く協力会社へ電話をして対応依頼をする事が大切です。
一日でも、一時間でも、少しでも早くエアコンを修理する事が重要です。
必要ならスポットクーラーの貸し出しも
現場に予備のスポットクーラーがある場合、
テナントに貸し出しする事も検討が必要です。
但しやや機器が大きいので、
テナントさんに確認と許可、
要望があれば対応する事が大切です。
続きは後半になります。
次回はお客さんの熱中症対応、
デマンド警報について紹介します。