今回は火災警報について記事にします。
様々な原因から対応方法まで記事にしましたので、
皆様の参考になれば幸いです。
まず初めに
ビルには様々なお店・事務所が入っています、
どこかの部屋で火災が発生した場合緊急出動し、
即対応する必要があります。
火災を検知する設備とは
上の絵は感知器になります、
様々なタイプがあり、
煙や周囲温度の変化、赤外線等で感知して反応します。
他にも脱衣所や厨房で使用できる防水型もあり、
使用用途に応じて使分けてます。
検知した場合の対応
各感知器・発信機等から火災信号が来ると、
私達ビルメンが常駐している事務所にも警報が鳴ります。
ビル内の非常放送設備に連動し、
ビル内にいている人にお知らせします。
対応方法について
ビル警備員の方とも連携し、現場に急行します、
非火災なのか、火災なのかを確認します。
※よくある発報原因
①調理の煙が一気に上がった
②酔っ払いがイタズラで発信機を押した
③感知器の不具合(何もないのに勝手に発報)
④厨房内排気が動いていない状態で厨房使用
⑤厨房内感知器付近で蒸気が上がる行動を行った
⑥本物の火災(工事の火花で引火・タバコのポイ捨てで引火)
本物の火災は消火器を使用し、
初期対応も行う必要がありますので、
消火器の取り扱い方は覚えておく必要があります。
また、屋内消火栓や屋外消火栓についても
と取り扱い方は覚えておきたいですね。
(本物の火災で使ったことはありませんが・・・)
発報感知器特定
火の気が無い場合でも、実際に発報している感知器を確認しないといけません、
見つけられない場合、
見えていない場所で火災が発生している可能性が残る為です。
感知器特定後の後処理
感知器特定した所で、後処理をします。
発報原因の調査
設備上の不備かテナントの問題か確認を行います。
設備・テナント・お客さんへの対応
感知器不良なら取り換え、
テナント調理煙や仕込みが朝早すぎて排気機が回っていない場合は
連絡や申請してもらうように指導します。
受信機の復旧
火災受信機の復旧操作を行います。
復旧操作を行っても復旧しない場合、
暫く様子見して再発報する場合もあります。
別の要因か、感知器本体の故障している場合も考えられます。
連動定位にし、通常監視に戻す
暫く様子見して再発報しない様なら終了です。
最後に
とにかく、スピードが重要なので、
日頃から対応方法を頭に入れて即動けるようにしておきたいです。
鳴ってから考えていると、タイムオーバーになり、
断定放送が流れますし・・・・