紅葉の綺麗な秋から本格的な冬になってきました。
真冬になると真夏とは違うクレームや設備異常が発生します。
今回、真冬に向けて今から出来る事を纏めました。
冷却塔の凍結防止ヒーターの点検
真冬になると外気温が氷点下になる場合があります、
屋外に設置している冷却塔が凍り付いてしまいます。
凍り付いてしまうと、機器の故障や破損が発生したり、
凍った所から水が伝って外に出てしまい、
漏水等で水損被害が発生する可能性があります。
そこで凍結防止ヒーターを運転させて冷却塔内部を温める事で氷を溶かし、
機器を保護します。
職場によって設定温度は変わりますが、
大体5℃以下になると自動でヒーターが運転します。
正常に運転するかどうか点検する事が大切です。
融雪剤の確認
真冬になると地面が凍結する事があります。
通行している車や人が滑って事故や怪我になる事もあります。
その様な場所に融雪剤等を撒きます。
事前に場所の確認と、
融雪剤の状態は問題ないか(固まっていないか)等確認が必要です。
空調機加湿運転の開始
冬になると湿度が下がります。
ビル管の試験でも出た空気環境測定の基準で湿度40%以上が規定ですので、
暖房に切り替えた空調機は順次加湿運転を入れていく事が大切です。
便座温度の調整
便座の温度クレームは季節に関係なくあります。
冬は便座を暖かい設定に、夏は電源を切って熱くない様にします。
結構地味な作業ですが、細かいフォローがビルメンに大切な事だと思います。
最後に
如何でしたでしょうか?
今回は真冬に備えてやっておくべき4つの事というテーマで記事を書きました。
真冬は寒くて辛いですよね、
無事冬を乗り越えられる様、
この記事が参考になれば幸いです。