そろそろ梅雨の時期ですよね。
ビルメン時代、特に梅雨から夏が一番忙しいと感じます。。。
何故忙しいのか?
記事に纏めてみましたので、
最後まで読んで頂けたら幸いです。
結露の何が恐怖なのか?
梅雨から夏にかけて気温が上がり、
あのジメジメした蒸し暑い季節がやってきます。
つまり、空気中の水分が多くなる事で結露しやすくなり、
漏水事故、商品水損被害等に繋がる恐れがあります。
結露の正体から空気線図、具体的に何処で結露が起きるのか?
対応方法等を紹介していきたいと思います。
結露の正体
コップに冷たい飲み物を注いだ時、コップの周りに水滴が出来たり、
冬に室内の窓が曇ってきたり、水滴が落ちたりします。
それが結露となります、皆さんご存じの方が多いと思います。
水分を含んだ空気が冷たい物に当たる事で結露が発生します、つまり空気中の水分が結露の正体です。
それを読み解くには次の「空気線図」が見れると面白いです。
空気線図を見てみよう
下記図が空気線図になります。
※ウィキペディアより引用
クリックで拡大出来ます。
一つ一つの詳しい説明は今回割愛させていただきます。
図を見て頂き、横軸の乾球温度25℃ 縦軸の相対湿度50%の位置を確認、
そこから水平に左を見ると、カーブを描いている湿球湿度の14℃の線に当たります。
つまり空調吹き出し等で14℃以下の物がある場合、結露が発生します。
雨天だったり、外気が入りやかったりして湿度が75%近くになると、20℃以下で結露する場合も・・・
室内の温度と湿度が上がる事で結露が発生する温度が上がり、結露量も多くなります。
絶対湿度:空気中の水分量
相対湿度:風呂場でシャワーを浴びた時がほぼ100%、冬場エアコンヒーターをガンガン付けたときが0%に近づくイメージです。
※言葉では中々伝わらないと思いますので、イメージだけでお伝えします。
ちなみにビル管の試験時、高確率で出題しますので、覚えておいて損はありません。
次回に続く
次回は実際にビル内で発生する「結露」について紹介したいと思います。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。