ビルメンの一日

ビルメンテナンス・ビルマネジメントの仕事をしている、とあるビル管(ビルメン)による、ブログです。

火災

実火災が発生した時に苦労した話し【その1】

投稿日:2021年5月11日 更新日:

今回はBM部時代に経験した実火災の事例と、
その後の対応・原因・対策等を紹介します。

体験した事が無い方の参考になれば幸いです。

夜中に鳴り響く火災報知設備の警報音

夜中静かな中央監視室、
突然鳴り響く警報音。

警報を確認すると「火災」の二文字。

現場用の通信機器、
各扉を開ける為のマスターキーを片手に現場に飛び出しました。

大体の火災警報は誤発報

大体の火災警報は誤発報です。

というのも殆どの火災警報は、
感知器の故障や不良・飲食店の調理の煙・協力会社の工事ミス
発信機をイタズラで押される。

などなど、現場に到着するまで、
走りながら何かやらかしたのかな?

という考えが隅にありました。

しかし今回は違った様です・・・

現地確認、異常に充満する煙

現場に近づくと、一面うっすら白いモヤが出来ており、
異常な状態に只事ではない事に気付きました。

その時はまだ辺り一面うっすら白いモヤが出来る状態だったので呼吸は出来ましたが、
もう少し遅く、煙が濃かったら二次災害の危険がありました。

火災確認・消火活動、初期消火は重要

火災はとにかく初期消火が重要です。

消防が来るのを待っていて手遅れになる前に、
いざとなったら自分で消火する日頃からの訓練が大切です。

手遅れになると加速度的に火災は大きくなります、
被害を最小限に食い止める為、
テナントの中だろうとお構いなしに消火器を噴射します。

幸いくすぶっていた状態だったので、
消火する事が出来ました。

続きは【その2】へ

次回は消火後の対応を紹介します。

読んで頂けたら幸いです。

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