今回は親会社の無茶ぶりについて記事に纏めます。
皆さんも、もしかしたら経験した事があるかもしれません。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
・・・社会ってホント弱肉強食ですよね。
親会社の無茶振りについて
系列系ビルメンの場合、親会社の物件を管理しています。
何か不具合や事故があれば、親会社の人間の耳に入ります。
今後の対応対策という名目の無茶振りをされます、安全を徹底する事は良いのですが、
明らかに無茶すぎる事を言ってくれるのが親会社であります。
今まで経験した様々なケースをご紹介(愚痴?)したいと思います。
親会社管理物件が原因でも修理してくれない
親会社が電鉄系の場合、鉄道高架下の施設はビルマネが管理する場合が多く。
鉄道躯体からの漏水で高架下のテナントに被害が発生しても、
鉄道躯体修理が高額になる為、修理を進める計画すらしないという事があります。
前に上司から修繕提案をした時に言われた事が、
「高架下で漏水全部受けて頑張れ」と言われたそうで・・・
一度躯体の亀裂から入った漏水は徐々に広がったりするので、
漏水を食い止めても、別の所から水が落ちてくるので、結局イタチごっこになります。
台風接近!対応!
台風が接近する場合は必ず指示が出ます。
指示内容は毎月点検しているので大丈夫なのですが、台風直前にもう一回全部見るというのは中々大変です。
点検内容は以下の通りです。
①ルーフドレンや側溝を全箇所詰まり確認
②クーリングタワーや屋上飛来する物が無いか点検
③豪雨時の漏水箇所確認
点検口や防火戸の不具合?
点検口や防火戸の不具合が出た時、
親会社から全数全台確認を言われる場合があります。
ビルの規模にもよりますが、
全数全台確認すると500を超える場合もありますので、
恐ろしい数になります。
報告の仕方、表現の仕方について注意しよう
何か問題が発生し報告書を作る時に、第三者が読んだ時にどう感じるかを考えながら書く事が大切です。
自分で書いた文章で自分の首を絞める事にもなりかねません。
当然ですが、問題を隠そうという事じゃなく、表現の仕方を工夫する事で穏便に済ませる事も出来ます。
言葉って難しいですよね。
最後に
如何でしたでしょうか?
今回は親会社の無茶ぶりについて記事に纏めてみました。
行ってる事が正しい事でも、
現場からするととても大変な案件ばかりです。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。