今回は電気工事士の合格体験記を記事に纏めました。
毎年10月は筆記試験がありますので、
試験前の参考に読んで頂けたら幸いです。
第一種電気工事士について
・試験日
筆記試験:2019年10月6日(受験時)
技能試験:2019年12月7日または8日(受験時)
※最新の日程は公式サイトを確認お願いします。
受験方法・受験料金、その他試験に関する詳細は電気技術者試験センターのサイトを確認お願いします。
この資格を持っていると、転職・就職に大きな武器となります、
また資格手当も付く場合や電験三種へのステップアップとして
勉強にも使えますので、是非オススメしたい資格試験です。
試験の内容
筆記試験
第三種電気主任技術者(電験三種)の4科目を入門レベルにした様な問題と、
キュービクルや工具・器具の名前、シーケンスの問題を組み合わせた様な物です。
科目等も無く、
一回の筆記50問で60%取れれば合格になります。
技能試験
基本的な所は第二種電気工事士と同じです。
増えた所が、KIPという黒くて太い電線の処理やCVV線
VCBの電線接続(試験では端子台)
電磁開閉器(試験では端子台)のシーケンス図を見て接続があります。
ストリッパーを使用して電工ナイフの扱いに慣れていない人や太い電線の切断に苦労するかもしれません。
また、シーケンス図を見慣れていない人には慣れるまで勉強する事も必要になります。
近年軽欠陥一発不合格に変わった為、判定が厳しくなりました。
(前までは軽微不良があっても合格になる場合も)
使用テキスト紹介
勉強時間:筆記(90時間)実技(30時間)
使用したテキスト:すぃ~と合格シリーズ
絵と図が多くてオススメです。
本が大きいので見やすく、写真が多いのでわかりやすいです。
筆記試験は過去問が殆どですので、繰り返し過去問すれば十分合格点に行けます。
合格体験記
筆記試験
筆記試験の三か月前から勉強開始しました、
毎日1時間~2時間、月平均にすると30~40時間です。
勉強期間中、通勤中道を歩きながら電線を見て復習したり、
職場にあるキュービクルを見ながら覚えていきました。
実際に物を見て覚えるのは長期記憶に残りやすいのでオススメの勉強法です。
試験二か月前は過去問を徹底的に実施、
会社にある雑誌「設備と管理」や「電気と工事」の資格特集も見てました。
試験は正解率90%と楽々クリアしました。
実技試験
試験2週間前に会社の講習会で勉強。
複線図の書き方等は事前に勉強済みです。
公表問題10パターンを2週しました。
最後の方は慣れて30分前後で完成出来る様になっています。(試験時間60分)
軽欠陥一発アウトのプレッシャーもありましたが、何とか合格。
合格後
このまま電験三種もいけるやろ!って思って勉強しました。
全然難易度が違って難しく、一筋縄じゃいかないと思いました。
電験三種攻略はまたの機会になりそうです。