今回は慣れた警報を停止する際の恐怖について、
記事に纏めてみました。
この記事を読めば、何故慣れた警報が怖いのかが分かります。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
ビルメンやっていると、悪い意味の【あるある】なのかもしれません。。。
ノールック警報停止の恐怖とは
ビルの各設備には24時間監視するセンサー(温度・湿度・圧力・運転状態・水位・漏水・感知器等)があります、
設備の不具合があれば私達ビルメンが常駐している管理室に警報音が流れます。
その警報音が流れた時、内容を良く見ずに警報停止ボタンを押してしまう。
ありえない事ですが、実は発生する時があります。
下手したら異動や退職、会社が多額の賠償金を支払う可能性があります。
見慣れた警報に要注意
ビルメンの経験が少し長くなってくると、
どの警報は問題なくてどの警報は問題なのかが見えてきます。
実際空調機や熱源機器(ボイラーや冷凍機)の
運転開始時は温度が基準に満たしていないので、警報音が流れます。
問題は見慣れてしまい、
「いつものハイハイ」って具合に警報停止ボタンを押してしまったら・・・・
もし空調機や熱源機器にトラブルがあり、
正常に動いていなかったら・・・・
空調は即クレームになりますし、熱源機器だと急いで対応・運転しても、
冷温水が通常の温度になるのに時間がかかります。
※冷温水:熱源機器から各空調機に冷たい水や暖かい水を送り、
空調機で熱交換させて部屋の冷暖房をする為の水
分からない警報内容は周囲の人に確認
ビルを異動したての人や経験が浅い方は、自分だけで判断せず、
周囲の人に本当に問題ないか確認する事が大切です。
最後に
受水槽や高架水槽の減水や満水も水損事故、
渇水事故になりますので注意が必要です。
深夜の眠気や緊急対応で慌ただしい時は特に注意したいですね。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。