手軽に使えて便利な脚立、
ビルメンの仕事じゃなくても使う機会は多いし、
使い方を知らない人はいないですよね。
手軽に使える脚立だからこそ油断しやすく、
怪我や事故に繋がりやすいです。
今日は脚立の極意と題しまして、
特に注意する点を纏めました。
使用時の注意点
天板に乗らない
折角現場まで運んできた脚立が少し低い・・・
そんな時に天板に乗りたくなる気持ちはわかります。
脚立のサイズにもよりますが小さい物だと大体120cmです、
その天板に乗ると、身長の分をプラスして約290cmの高さになります。
もしその高さから転落したら・・・
骨折したり、脚立が倒れて周囲の物を壊したり、
テナント内なら商品被害に繋がります。
落ち着いて10分15分かけてでも少し大きめの脚立を取りに行って欲しいです。
天板を跨がない
職場で天板を跨ぐ人は多いですよね、
ベテランの方でも見かけますが、
跨がないでください。
理由は足が開く向きに力が加わっても倒れる事はないのですが、
90°向きを変えた方向に力が掛かると脚立ごと転倒します。
天板に乗る事で体の向きも90°変わり、
力のかかり方も変わる為です。
持ち運び時
周囲に注意
特に天井、最近はスマホ歩きしているお客さんも多いので、
客の動きにも要注意です。
基本複数人数で行きたいです。
向きを変えた特に注意
脚立の向きを変えると大きく振られます、
人がいないか、物が無いか十分に注意しましょう。
最後に
当たり前の事だと思う方もおられるかもしれませんが、
中々出来ていないものです。
何の作業でもそうです、
一瞬の油断が命取りになります。
この記事で少しでも事故や怪我が減る事になれば幸いです。