今回はシリーズ物です、
各メーター(電気・水道・ガス)使用量から、
設備不具合を見分ける方法を記事にしました。
その第一弾、電気(電力)メーター編です。
この記事を参考に毎月の使用量を再度確認、
設備不具合を一早く気付く事が出来れば幸いです。
※今回家庭での応用なので、クランプメーターやテスター、
絶縁抵抗計等は手元に無い事を想定しています。
毎月の使用量をチェック
家庭で毎月請求がきますので、
結構重要ですよね。
突然高額な請求が請求が来たり、
いつもより多いな・・・と感じたら、
それは設備不良の可能性があります。
原因不明で電気料金が上がった場合
例えば夏から秋は冷房による電気使用量が下がり始めます、
もしも残暑が酷くなく、
電気をあまり使用していない場合は、
電気機器の故障が疑われます。
他にも新しい家電を買っていない場合や、
家庭環境の変化が無い場合に突然電気使用量が増大した場合は要注意です。
調査方法①:最低限の電気使用状態で確認
待機電力等でも若干メーターは動きますので、
まず殆ど電気を使用していない状態でメーターの動作を確認。
その時にグルグル早く回っていたら・・・
何かの設備が故障している可能性があります。
上手い具合に
ブレーカーの過電流に引っかからない位に過電流が流れているのか、
漏電検知や過電流でブレーカーが落ちない不具合の可能性もあります。
調査方法②:ブレーカーを1回路ずつ切って確認
各回路のブレーカーを1回路ずつ開放し、
その時にメーターの動作を確認、
一気に回りが遅くなったらその回路、
変化が無ければ他の回路が怪しいです。
調査方法③:回路に接続されている機器確認
回路に接続されている機器の確認を行います、
コンセント・キッチン家電・照明・冷暖房
その回路の機器を一つずつ外すか、
コンセントを引きぬきます。
抜いた瞬間メーターの回転する速度が劇的に変われば、
その機器が原因という事になります。
※機器が故障して感電の恐れもありますので、
絶縁出来るゴム手袋等を使用をオススメします。
基本的に機器を新品に帰る事を推奨します。
機器の分解修理は危険を伴いますので、
行う場合は自己責任でお願いします。
次回
水道メーター編になります。