今回は建築物環境衛生管理技術者試験を合格するまでに行った勉強方法と、
実際に合格した後に気付いた事を記事にしました。
今後受験される方に少しでも参考になればと思います。
勉強方法公開
①テキスト流し読み
使用テキスト
あまり深く考えず、一冊を適当に流し読みします、
分からない所があっても適当にスルー、
こんなのあるんだなーって程度で頭の片隅に入れておきます。
気になって調べたり、考えすぎたりすると眠気がきたり、
やる気が無くなってくるので注意が必要です。
あくまで試験範囲の全体を把握するのが目的です。
少しずつ一個一個丁寧に覚えようとすると破綻します・・・
知らない場所に行く時、まだ到着しないのかなと思ってしまい長く難じたり、
歩きなれた道だと同じ距離でも短く感じたり、試験勉強でも同じ感覚があります。
②テキスト+問題集で科目毎に攻略
使用問題集(最新版です。)
①で使用したテキストを1科目だけ再度読みます。
そして読んだ科目だけ過去8年分解きます。
するとどうでしょう?
多分5割位の正解率になります。
同じように他の科目もやっていきます。
勉強時間やペースによりますが、一週するのに1か月かかるかもしれません。
一気に180問やると正直嫌になってきます、
分からない事だらけでやる気が無くなります。
結果断念したり長期間勉強から遠のく危険があります。
大事なのが、実際に問題を解いて正確する、という事。
正解出来る様になるとやる気が上がり、継続に繋がります。
③過去問題集をやりこむ
一週目は正解率が落ちて4割位の正解率になります。
一問1分ペースでも一年分するのに3時間かかります・・・
更に解答を読んだり、ノートに纏めると結構時間がかかります。
過去問を5周すると7割5分位の正解率になります。
5週やろうとすると2~3か月位かかると思います。
※この状態で受験すると落ちます。
初見問題・過去問を少し捻った問題に惑わされて悔しい思いをします。
下の画像は何週もしすぎて、解答の目隠しシートがボロボロになってしまったものです。
④理解を深める・解答以外も覚える
過去問をやりこむと苦手問題、同じ所で間違う問題が出てきます。
詳しい説明が書かれているテキストで再確認します。
使用テキスト
大事なのが過去問の答えだけ覚えるのではなく、
答え以外も覚える、内容も理解していく事が重要です。
⑤苦手克服用ノート作成
苦手部分だけノートに纏めて、通勤中に黙読し続けます。
実際に作ったノートを公開します。
字が汚くて恥ずかしいです。合計31ページあります。
小さいメモなのでポケットからすぐ取り出せるのと、
電車の中でも見やすい。
更にリングが外せるので、ページの順番を入れ替えたりも自在です。
⑥ 時間があればyoutubeやネット画像確認
頭の中で物がイメージ出来ないと覚えにくいものです。
私の場合は浄化槽やトイレの洗浄方式、防虫関係を理解するのに苦労しました。
youtubeやグーグル先生で検索するとリアルな動画や画像が見れますのでオススメです。
また、時間があれば各法律も読み込んでいきましょう。
⑦設備と管理に掲載されている問題をやってみる
3か月に渡ってレベル1の簡単な問題から、レベル3の難しい問題まで掲載されています。
ビルメンの仕事をしている方なら職場に置いている所も多いと思いますので、
チャレンジしてみるのもオススメです。
どこまで出来れば安心?
過去問だと8割5分以上正解出来る様になり、
各法令(〇〇法とか)もある程度暗記している状態だと合格も見えてきます。
[…] 【ビル管】勉強方法、ノート公開【合格体験記②】 […]