今回は職場で手順書について、
作るか作らないかで意見が分かれた話しをします。
手順書は何処の会社にもありますよね。
一見メリットしかないと思われる手順書・・・・
意見が分かれた件について、
纏めてみました。
手順書のメリット(作った方が良いと言った人の意見)
初めての人でも分かりやすい
順番にやる事を纏めているのでわかりやすいですよね。
物によっては写真や図解等があり、
重宝する手順書もあります。
引き継ぎが楽
後任者に引き継ぐ際に資料として渡します。
手順書を見ながら説明する事で、
効率的に進みます。
事故や怪我防止に
ビルメンなら間違うと事故や怪我に繋がる作業もあります。
電気設備の年次点検、
キュービクルの遮断器操作、
ブレーカーの操作や絶縁抵抗測定、
発電機の試運転等。
危ない作業は手順書を纏めておく事が大切です。
手順書のデメリット(作らない方がいいと言った人の意見)
手順書のメンテが必要
何か不具合があると適時手順書の更新が必要です。
機器が変わったり、テナントへの対応や、
関係各所の連絡が必要になったり。
手順書に不備がある場合も改善する必要があります。
更新しないと使えなくなる
更新が止まって古くなると使えなくなる可能性があります。
手順書に書いている事が古すぎて、
本当に同じ様にしても大丈夫なのか、
疑心暗鬼になります。
メモを取らなくなる
新入社員に仕事を教える際、
手順書や資料を渡して覚えてもらうのは効率的です。
その一方、何でもかんでも手順書を渡してしまう事で
弊害も発生します。
自分で聞いた事や行った事を
メモを取って纏められなくなる。
※これはその人によっても当然変わります。
現場によっては殆ど口答で説明だけ、
手順書が全然無いという現場も存在します。
そんな現場でもやっていける様に、
あえて手順書を公開しないという事も必要です。
※但し自分で作成した手順書に限ります。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
作りすぎる弊害
手順書を作ると上司に褒められます。
気持ちよくなってドンドン作ってしまうと・・・・
次々に手順書作成の仕事が増えていきます。
結果自分の首を絞める事になりますので、
むやみやたらに作るのは控える事も必要です。
最後に
如何でしたでしょうか?
今回は手順書について記事にしました。
手順書って便利なので私もよく作ります。
基本自分用に作って、
必要になったら公開という感じです。
皆様の参考になれば幸いです。