この記事は【その3】です。
【その2】がまだな方は先に読んで頂けると助かります。
設備事案
設備も長期間停止する事で何かと不具合が発生します、
何が発生するのか?
纏めてみました。
ポンプの故障
ビルによっては景観を良くする為に、
水を使った設備があります。
川が流れていたり
噴水があったり
小さい滝があったり
これらの設備、
緊急事態宣言中に止めていませんか?
長時間ポンプを止めた後、動かすと
ポンプ可動部が固着して壊れる可能性があります。
対策:ターニング
ターニングという、
モーター可動部を手で回します。
但し、急に動く可能性があり、非常に危険です。
タイマーが入っていたり、
各センサーで起動する可能性も、
撒きこまれたらタダじゃ済みません。
セレクトスイッチを「断」ヨシ!
ブレーカー「解放」ヨシ!
更にブレーカーのスイッチ部に養生テープを張り付ける。ヨシ!
全てを指差呼称して複数人数で確認する事が大切です。
手動で回しておくことで固着が無くなり、
次回起動時にスムーズな動作が可能です。
【番外編:実話】私の現場で実際にポンプが故障した件
先輩の方から聞いた話しです、
ボイラー設備を一時期停止していました。
数か月後再起動かけた所、
給水ポンプが全台破壊してしまい、
上司から大目玉食らったそうです。
それからは休止するポンプやモーターは要注意している、
という話しを教えて頂けました。
実際は壊れない場合も多いのかもしれません、
万が一の事を考えて行動するのも大切だと私は考えています。
その場合、業務負荷も考えて決める事も大切です。
心配で何でもかんでも確認確認で業務が増えて、
他の大切な事に手が回らない様じゃダメですからね。
ビルメンの仕事でやった方が良い仕事を全てやると、
必ず限界が来ますので、
その辺りは臨機応変に優先順位等を決めて行動したいです。
脱線が長くなってしまいました、
本題に戻ります。
空調機から埃・自動ドアの故障
テナント事案と同じなので割愛します。
続きは次回に
連載記事になります。
続きは次回に。
[…] コロナ後の緊急対応を想定してみた(その3)【ビルメン】 […]